アラスカ基本情報
ニックネーム | ラスト・フロンティア- (Last Frontier) |
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位置 | 北米大陸の北端、北緯55度~71度、北欧3国とほぼ同じ緯度にある。 |
日本からの距離 | 東京~アンカレッジ間の飛行距離は5,550km。東京~ホノルル間より550km近い |
州都 | ジュノー (Juneau) |
面積 | 152万平方km、日本の4倍、アメリカ本土の5分の1。米国最大の州 |
人口 |
736,732人(2014年調査資料による)
以下は2010年度の資料にもとづいた調査結果 男性:51.7% 女性:48.3% 白人:64.1%、原住民:14.8%、アジア系:5.4%、黒人:3.3%、ヒスパニック:5.5% |
歴史 | 1867年アメリカ合衆国が帝政ロシアから720万ドルで購入(1エーカーあたり2セント)。1959年アメリカ合衆国第49番目の州となる。 |
気温 | 北部および内陸部は冬季マイナス30度~50度にもなるが、南部太平洋岸は夏は涼しく、冬は東北、北海道と大差なく、けっして酷寒の地ばかりではない。 |
山岳 | 北米大陸の20の高山のうち17までがアラスカ州にある。最高峰マウント・デナリは標高6,190m。 |
河川 | 大小3,000の河川が大平原を蛇行しているが、中でも最も有名なのが北米第4位のユーコン河で、全長3,600km、カナダ領に源を発し、アラスカを横断、ベーリング海に注いでいる。 |
湖沼 | 大小約300万もの湖沼があるが、最大の湖はアラスカ半島基部にあるイリアムナ湖(琵琶湖の3.7倍)である。 |
氷河 | 地図にある氷河だけで170、小さいものを含めると数千に達する。最大の氷河はアラスカ湾岸にあるマラスピナ氷河で、2,200平方km、世界最大。 |
環境保護 | アラスカ全土の34%(日本の1.35倍)が国立公園および保護区、国定公園、野生保護区に指定され、開発禁止区域となっている。 |
産業 | 石油および天然ガス開発、水産業、観光事業、林業、鉱業、ガス化学工業 |
真夜中の太陽 | 北米大陸最北のバローでは、5月10日から8月2日まで84日間も太陽が沈まない。Midnight Sunと呼んでいる。 |
シンボル |
(州旗)青色地に金色の北極星と北斗七星
(州花)忘れな草 (州木)シトカ・スプルース(アラスカひのき) (州鳥)雷鳥 (州魚)キング・サーモン (州の宝石)ヒスイ (州の鉱物)金 (州のスポーツ)犬ぞり |
税関 | 無税で持ちこめるものは、紙巻タバコ200本または葉巻50本またはパイプ用タバコ3ポンド、酒類1本(0.95リットル)、贈り物は総額100ドルまで。その他、自分が利用する範囲の身の回り品。持ちこみ金額については、1万ドル以上は申告の義務がある。果物の持ちこみは別に植物検疫が必要。 |
言葉 | アメリカなので、英語が公用語。 |
治安 | アラスカは旅行者に特別友好的で治安も良い州です。しかし、貴重品はホテルのセーフティ・ボックスに預け、旅券、航空券、クレジット・カード等の番号は必ず控えておくと良い。多額の現金を持ち歩くより、クレジット・カードの利用をお薦めします。クレジット・カードはVISA、マスター、アメックスならほとんどのお土産店、レストランでの利用が可能。JCBはアラスカではあまり使える場所がない。 |
時差 | アラスカは、ほとんど全域がアラスカ標準時で、日本より18時間遅れ(夏時間は4月最初の日曜日から10月最終日曜日迄で、17時間遅れ)となる。アリューシャン列島の西半分は、ハワイ・アリューシャン標準時に属し、日本より19時間遅れとなる。 |
両替 | 日本でアメリカドルに替えて行く事をお勧めしますが、各銀行(月~金曜日の午前10時から 午後3~6時)またはホテルのATM(自動引出し機)で可能(手数料は非常に高い)。アンカレッジ以外の地方都市での両替難しい。日本円買い物できるところはない、と考えたほう良い。 |
チップ | レストランでは朝、昼10%、夜は15%、タクシーでも10%、最低でも1ドルが必要。ホテルのポーターは荷物1個あたり1ドルが目安。 |
郵便 | アラスカから日本宛のエアメールの葉書は1.15セントから。(2015年5月現在) |
喫煙 | 州民の健康維持促進のため、アラスカ州は禁煙法を1984年7月に制定した。公共の建物内、鉄道車内、タクシー、バス内での喫煙は禁止されている。レストラン等でも、ほとんどのレストランが禁煙である。 |
飲酒 | 21才未満は、州内での飲酒を禁じられている。また、原住民村によっては、前面禁酒の場所があるのため注意。日本人は若く見られるため、レストラン等でID(身分証明書)の提示を求められることが多いので、パスポートなどが必要の場合もある。 |
タクシー | タクシーは、アンカレッジの場合は有名ホテル前、空港などに停車している。特に地方の小都市では、日本と違って街中で流しのタクシーを拾うのはかなり難しい。電話で呼ばないとタクシーが見つからないことが多い。 |
電圧 | 110~115ボルト、周波数60ヘルツなので、日本の電気かみそり等はそのまま使用できる。但し時下発電のロッジ等の場合は、電池式の電気器具を持参するのが望ましい。 |
単位 (カッコ内は各1に対して) |
寸法などを示す単位はメトリック方ではなく、それぞれ、長さはインチ(約2.5cm)、フィート(約30cm)、ヤード(約90cm) 距離はマイル(約1.6km) 重さはポンド(約454g)、またはストーン(約6.3kg) 液量はオンス(約30ml)、パイント(約470ml)、またはガロン(約3.8リットル)である。コーヒーショップやバーでのサイズは、オンスやパイントといった表示となるので、覚えておくと便利。 |
日本領事館 |
アンカレッジに日本領事館があります。登山などの危険をともなう目的の場合は、万一に備え参加者氏名、日程、連絡先などを届けておくと良い。パスポートを紛失した場合も、ここで再発行等の手続きをしてもらえる。
住所:3601 C Street Suite 1300 Anchorage, Alaska 99503 電話:(907)562-8424 ファックス:(907)562-8434 **海外渡航に関する安全情報は、外務省ホームページをご参照ください。 |
アラスカまでの行き方
アラスカまではアメリカ本土(通常シアトル等の西海岸)を経由して、約15時間のフライト(乗り換え時間を含まずに)。パッケージツアー旅行者用の直行チャーター便(約6~7時間フライト)が季節限定で飛んでいるが、個人の旅行者がこのチャーター便の航空券のみを購入することはできないので、通常は乗り換え便の利用となる。
アラスカでの気候と服装
日本の約4倍の広さを持つ広大なアラスカは、訪れる地域によって、また季節によって気温が大きく異なるので、服装計画は注意が必要。
アンカレッジを中心とする中南部沿岸は、太平洋の暖流の関係で、比較的温暖で乾燥していて過ごしやすい。
春から秋(5月~9月)の場合:アンカレッジや東南アラスカのジュノーやケチカンなどの都市部では、札幌の4、5月頃の気候なので、男性は背広、女性はジャケット姿で昼夜とも十分。 晴天の日中はTシャツ1枚でも歩けるほど暖かく、乾燥しているので汗もほとんどかかない。ただし、都市部を離れて、山間部や氷河観光、北極圏、キャンピングやハイキングには、厚手のセーターまたはヤッケやウインド・ブレイカーを用意すると良い。時には日焼けをするほど暑くなる事もあり、雨が降り続けると厚手のジャケットがあればよかったと思うこともある。フェアバンクスなどの内陸性の気候で、7月などの暑い日は30℃を越える日もある。
服装は日本から来る場合は、薄いジャケット、フリースなどを持参して、肌寒い時は重ね着ができるように、または、汗ばむ時はすぐに脱げるようにすると良いでしょう。
パスポートとビザ
入国に当たっては、有効なパスポート(旅券)と、原則としてアメリカ合衆国のビザ(査証)が必要。しかし90日以内の観光・商用を目的とする場合は、パスポートと帰りの航空券を持っていれば、ビザ(査証)の必要はない。 ただし、事前に、電子渡航認証システム(Electronic System for Travel Authorization:ESTA)に従って申請を行い、認証を受けなければなない。パスポートに関しては、 通常日本で発行される機械読み取り式パスポートまたはIC旅券であれば問題はない。在外日本大使館および領事館等で発行されたパスポートについては機械読み取り式ではない場合があるので注意が必要。
日本領事館
アンカレッジに日本領事館があります。登山などの危険をともなう目的の場合は、万一に備え参加者氏名、日程、連絡先などを届けておくと良い。パスポートを紛失した場合も、ここで再発行等の手続きをしてもらえる。
住所:3601 C Street Suite 1300 Anchorage, Alaska 99503
電話:(907)562-8424 ファックス:(907)562-8434